西村光展の美意識は、国内外を旅して得た多くの経験によって培われたものです。そして木版画を始めたきっかけは、木版画集「月映(つくはえ)」の作家たちの影響でした。木版画は黒の止め色が使われることが多いのですが、彼の作品は鮮やかな色彩を優しく包み込む白が特徴です。まるで四季の移ろいに感じる転生や、何気ない日常の尊さが現れているかのようです。この機会にぜひご覧ください。
【展覧会名】
西村 光展 作品展 白い苞葉
Mitsunobu Nishimura Art Exhibition
【開催日時】
2023-12-02 〜 2023-12-17
12:00 – 18:00
休館日:火・水休
【ジャンル】
【会場】
侶居
Rokyo
三重県四日市市朝日町1-13
エリア:愛知県周辺
三重県四日市市朝日町1-13
【Webサイト】
【料金】
入場無料
【詳細】
【Artist Note】
白版を摺り重ねていくことで隠されていく色彩、反して白い表層を抜け滲み現れようとするもの、そんな事象の中に生の記憶に触れる色彩を見つけたいと思いました。
季節は移ろい、世界を覆っていた多くものが少しづつ姿を消していきます。それまで微かな気配として残されていた色彩が白い苞葉(ほうよう)を抜けて現れてくるのを感じます。色彩は何処から生まれるのか?今でもそんな問いに自問し誰もが持つ生の記憶の中に、隠された世界が開く瞬間を見ます。 西村 光展
【お問い合わせ先】
日出
info@studiorokyo.com