2001名古屋芸術大学美術学部絵画科
版画コース卒業 卒業制作買上賞
2003名古屋芸術大学大学院美術研究科
造形専攻修了
2003ギャラリーAPA個展
1999〜2020多数のグループ展などで展示
2020「なにかみせたい」3人展ガルリラペ2023ガルリラペで服部奈奈20年ぶりの個展となります。
・コメント・ 幼い頃から生きづらさを感じていた。 なぜかいつも自分ばかりがトラブルを起こす。 その生きづらさの正体を知ったのは、息子が発達障害(自閉症)だと診断された時、少しでも息子のことが知りたくて発達障害について調べるうち、その特徴の多くが自分にも当てはまった。 生きづらさの正体がようやく分かった瞬間だった。
マジョリティーの価値観が当たり前とされることが多い社会の中では、マイノリティーである自分は浮いてしまう存在だった。 これではダメだと、足りないものを探して少しでもマジョリティーに近づこうとしたけれど、土台無理な話で、すぐにどこかでボロがでて、うまくはいかなかった。 でも、息子と、そのハンディーと向き合ううち、息子のまなざしが多くの人は気づかないような深い所にあることを知った。 普通は見えないような、ほんのわずかなスキマに、彼はいつも喜びを見出し笑顔をみせた。 なんて美しいのだろうと、私も喜びで心がふるえた。
息子は、何かが足りないのではなく、今のありのままで、もう十分に足りている素晴らしい存在なのではないか、と気づかされた。 発達障害にしても、身体的、精神的に、ありとあらゆるハンディーを持つ人の多くが、マイノリティーであるがゆえに生きづらいことが多いと思う。でもだからこそ、他の誰にも分からないまなざしを持っていて、その心の深い深い部分では、とても純粋な喜びが渦巻きながら満ちているのではないか。 その喜びこそが、マジョリティーのなかで生きていく強さになっているのではないかと、私は感じている。
あなたは、ありのままのそのままで、喜びに満ち溢れた素晴らしい存在なのだと、私は自分のアートを通して、息子に、自分自身に、そして、マイノリティーを生きるすべての人に伝えたい。 ―― Nana.hattori
【展覧会名】
Nana Hattori 『JOY』
【開催日時】
2023-03-04 〜 2023-03-19
11:00〜18:00
休館日:水・木曜日
【ジャンル】
【会場】
GALERIE LaPaix
愛知県名古屋市昭和区高峯町143-15
【Webサイト】
https//www.g-lapaix.com
【料金】
入場無料
【詳細】
*名古屋市営地下鉄「八事日赤」下車
2番出口より徒歩7分
1番出口目の前から「妙見町」行きバスも出ております。
*名古屋市営バス「妙見町」下車徒歩1分
*駐車場あり
*ナビでお越しになるお客様
建物裏側に案内される事がございます。
ご注意下さい。
【お問い合わせ先】
百合草紀江
0120non1043@gmail.com
0528345671