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伊藤秀男 展『秀さんは絵描きだ』

4/23(土)〜5/15(日)

伊藤秀男は、1950年愛知県生まれ。画家、絵本作家として1976年初個展以来、名古屋、東京をはじめ各地で個展を開く。2015年、個展『えということば』を三岸節子記念美術館にて開催。
『海の夏』(ほるぷ出版)で第41回小学館絵画賞、『けんかのきもち』(柴田愛子 文/ポプラ社)で第七回日本絵本大賞、『うしお』(ビリケン出版)で第2回JBBY賞、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリストなどの受賞作の他、『虔十公園林』(宮沢賢治 文/ミキハウス)『タケノコごはん』(大島渚 文/ポプラ社)など多数の絵本を手掛けてきました。

以下DMより)
 ここ数年、何処かへ出かけることが難しくなった。しかし秀さんは絵描きだ。絵描きだから、遠出のスケッチ旅行が無理であるのなら、と家の裏庭など極身近な場所に題材を求めた。自宅のトイレの窓から見える景色の中、狸に紅葉狩りをさせたり、雪見酒を嗜ませたりもする。散歩の途中、出くわしたノラ猫たちが暮らす川縁、花の咲く道端、そんな何気ないものたちが画面に現れた。

 コロナ禍で職を失った上に帰国することも叶わない何人もの外国人研修生が近所の寺に住み込み、そこはさながらベトナム村となった。これは絵に残しておかなければ、と秀さん。旅に出られない状況下、向こうからベトナムがやってきたのだ。

 記憶の中にも、よく出向くようになった。パリやベトナム、上海のまち…数年から10年、30年以上も前に旅をし目に焼き付いている風景、人々、文化、風俗を。同じようなモチーフを何回も描いてきたが、不思議と今こうして描き直してみるとバラバラだったパーツがようやくまとまりを見せてきたように思う、とも口にする。 
 秀さんは絵描きだから、どうあっても絵を描く。半径ゼロメートルからでも易々と。

作品/「剪定の日・1992年」2022 キャンバス、アクリル、泥絵具

【展覧会名】

伊藤秀男 展『秀さんは絵描きだ』

Ito Hideo Exhibition

【開催日時】

2022-04-232022-05-15
13:00 − 20:00
休館日:会期中無休

【ジャンル】

絵画

【会場】

L gallery


L gallery
名古屋市名東区本郷 1-43The Apartment LiF F-1

エリア:名古屋市内

名古屋市名東区本郷 1-43

【Webサイト】

http://l-gallery.jp/

【料金】

入場無料

【詳細】

作家在廊日
4/23(土)24(日、16時〜)5/14(土) 14(日)

アクセス
地下鉄東山線本郷駅下車、2番出口(北方面バスターミナル側)より徒歩7分。
エントランスの呼出しボタンF-1を押してお知らせください。
お車でお越しの方は、建物南側の駐車スペース N にお停めください。

【お問い合わせ先】

L gallery

052-774-5599



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