愛犬が歳をとって歩けなくなり、近所にある緑地公園へ散歩に行く機会が減った。
モチーフとしていた押し寄せるような緑の群集との距離が不意に遠のいたのだが
そうするとキャンバスと絵具と私自身との距離が近くなり、世界がきゅっと狭まった。
油絵ならではの物質性を頼りに絵具を置く、削るを繰り返し、ゼロにはならず作業の分だけプラスになる。
キャンバスに刻まれた出来事や時間に寄り添い、その矩形の中で育つ群集を
(粒の大小で現れる遠近感を拒否したり利用したりしつつ)描いている。
モチーフとしていた押し寄せるような緑の群集との距離が不意に遠のいたのだが
そうするとキャンバスと絵具と私自身との距離が近くなり、世界がきゅっと狭まった。
油絵ならではの物質性を頼りに絵具を置く、削るを繰り返し、ゼロにはならず作業の分だけプラスになる。
キャンバスに刻まれた出来事や時間に寄り添い、その矩形の中で育つ群集を
(粒の大小で現れる遠近感を拒否したり利用したりしつつ)描いている。
近藤夕琴
【展覧会名】
「描いて 育てる」近藤夕琴
Draw – Grow Kondo Yuko
【開催日時】
2020-07-07 〜 2020-07-19
11:00 – 18:00
休館日:7/13
【ジャンル】
【会場】
ギャラリーノイボイ
Gallery noivoi
愛知県名古屋市天白区弥生が岡107−1
エリア:名古屋市内
愛知県名古屋市天白区弥生が岡107−1
【Webサイト】
【料金】
入場無料
【詳細】
ギャラリーノイボイでは美術大学院生時代から注目している作家で、愚直に植物を描いています。
今展で3回目の個展です。
会期中は、感染防止策に努めながら開催いたします。
【お問い合わせ先】
上野
mail@noivoi.com
052-836-2058
Tags: 絵画