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平面→立体→カラクリ展 ―秋山泰計の世界―

7/6(土)〜9/16(月)

本展は、平面である紙素材から立体が生まれ、カラクリへと展開する過程や、手を使ってつくる「ものづくり」の基本的要素を楽しく学ぶ企画展です。デザインと遊びをテーマにした秋山泰計の作品は、実際に手にして動かすことで驚きと笑顔をもたらす芸術作品です。その中でも、「おびからくり」は、デザインの分野に遊びと造形に必要な空間認識力や数学的知識が盛り込まれています。

昭和2年(1927)香川県高松市に生まれた秋山氏は、昭和31年(1956)に東京芸術大学彫刻科を卒業してすぐに、ブラジルのサンパウロに移住しました。そこで、日本では見られないほど大きな合板を見つけ、版木として用いることを思いつき、大学で学んだ彫刻に技術を活かした木版画制作に取り組みます。
6年間のブラジル生活の後、昭和38年(1963)から7年間は高松工芸高校デザイン科で教員として指導にあたりました。その実習課題を考える際に、日本の伝統工芸品である「パタパタ」や「板返し」と呼ばれる平面的なカラクリ玩具を立体的に応用した「おびからくり」を考案しました。

遊び心が詰め込まれた構成の版画や、人を驚かせたり楽しませたりする色彩豊かなおびからくりなど、秋山泰計の表現する不思議な世界をお楽しみください。

【展覧会名】

平面→立体→カラクリ展 ―秋山泰計の世界―

Flat → 3D → Karakuri Exhibition -The World of Akihiro Taikei-

【開催日時】

2019-07-062019-09-16
10:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
休館日:月曜日、火曜日、7月17日(水)、8月14日(水) ※ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)、9月16日(月・祝)は開館

【ジャンル】

グラフィック, イラスト, 版画, 立体その他, イベント, ワークショップ, その他

【会場】

高浜市やきものの里かわら美術館


KAWARA MUSEUM of Takahama City, a Hometown of Ceramics
愛知県高浜市青木町九丁目6-18

エリア:愛知県内

愛知県高浜市青木町九丁目6-18

【料金】

高校生以上400円、中学生以下無料 ※各種割引きあり

【詳細】

イベント
★ギャラリートーク「たいけいカラクリの不思議」
7月13日(土)・8月11日(日)・9月7日(土) いずれも午後2時~
参加費:無料(ただし観覧券が必要/予約不要)

★ワークショップ「≪おびからくり≫を作ってみよう」
7月27日(土)・28日(日)・8月10日(土)・11日(日) いずれも午前10時~12時
対 象:小学生(定員各10名)
参加費:300円(材料費)
申込み:7月6日(土)午前10時~ 電話〈0566-52-3366〉にて申込み開始(先着順)

★「きてみる?きいてみる?みんなのダイアログ」
集まったみんなで、展覧会から感じたこと・考えたこと・ふとギモンに思ったことをゆる~くお話してみませんか?みんなとの対話≒ダイアログを通じて、自分では思いつかなかったコトを深め考えてみましょう。

8月24日(土) 午後2時~4時
講 師:角田 将太郎 氏 (こども哲学おとな哲学 アーダコーダ)
進行役:安本 志帆 氏 (みんなのてつがく CLAFA 主宰)
参加費:200円/1名 ※別途展覧会チケットが必要(半券可)
対 象:こども~おとなまで、どなたでも(定員20名) ※小さなお子様連れの方も大歓迎!
申込み:7月24日(水)午前10時~ 電話〈0566-52-3366〉にて申込み開始(先着順)

【お問い合わせ先】

かわら美術館

0566-52-3366



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