昭和2年(1927)香川県高松市に生まれた秋山氏は、昭和31年(1956)に東京芸術大学彫刻科を卒業してすぐに、ブラジルのサンパウロに移住しました。そこで、日本では見られないほど大きな合板を見つけ、版木として用いることを思いつき、大学で学んだ彫刻に技術を活かした木版画制作に取り組みます。
6年間のブラジル生活の後、昭和38年(1963)から7年間は高松工芸高校デザイン科で教員として指導にあたりました。その実習課題を考える際に、日本の伝統工芸品である「パタパタ」や「板返し」と呼ばれる平面的なカラクリ玩具を立体的に応用した「おびからくり」を考案しました。
遊び心が詰め込まれた構成の版画や、人を驚かせたり楽しませたりする色彩豊かなおびからくりなど、秋山泰計の表現する不思議な世界をお楽しみください。
【展覧会名】
Flat → 3D → Karakuri Exhibition -The World of Akihiro Taikei-
【開催日時】
2019-07-06 〜 2019-09-16
10:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
休館日:月曜日、火曜日、7月17日(水)、8月14日(水) ※ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)、9月16日(月・祝)は開館
【ジャンル】
【会場】
KAWARA MUSEUM of Takahama City, a Hometown of Ceramics
愛知県高浜市青木町九丁目6-18
【料金】
高校生以上400円、中学生以下無料 ※各種割引きあり
【詳細】
イベント
★ギャラリートーク「たいけいカラクリの不思議」
7月13日(土)・8月11日(日)・9月7日(土) いずれも午後2時~
参加費:無料(ただし観覧券が必要/予約不要)
★ワークショップ「≪おびからくり≫を作ってみよう」
7月27日(土)・28日(日)・8月10日(土)・11日(日) いずれも午前10時~12時
対 象:小学生(定員各10名)
参加費:300円(材料費)
申込み:7月6日(土)午前10時~ 電話〈0566-52-3366〉にて申込み開始(先着順)
★「きてみる?きいてみる?みんなのダイアログ」
集まったみんなで、展覧会から感じたこと・考えたこと・ふとギモンに思ったことをゆる~くお話してみませんか?みんなとの対話≒ダイアログを通じて、自分では思いつかなかったコトを深め考えてみましょう。
8月24日(土) 午後2時~4時
講 師:角田 将太郎 氏 (こども哲学おとな哲学 アーダコーダ)
進行役:安本 志帆 氏 (みんなのてつがく CLAFA 主宰)
参加費:200円/1名 ※別途展覧会チケットが必要(半券可)
対 象:こども~おとなまで、どなたでも(定員20名) ※小さなお子様連れの方も大歓迎!
申込み:7月24日(水)午前10時~ 電話〈0566-52-3366〉にて申込み開始(先着順)
【お問い合わせ先】
かわら美術館
0566-52-3366