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ART garden ANJO 2025 ルナールまがひの親愛

11/11(火)〜11/24(月)

童話作家の新美南吉は安城市で教員として勤めながら、新聞に作品を発表していました。その頃の南吉の一編の詩の見出しに「ルナールまがひ」というものがあります。生物をモチーフにしたこれらの作品からは生物に対するアニミズム的な親愛を感じます。自身と他者。関係性の中で私たちは生きています。他者とは人や人以外の生物、社会や自然という自身が対峙している対象。その狭間を繊細に見つめることで感じられる幸福と不幸があります。
無機質なガラスを用いながら有機的な生命感をイメージさせる小山敦子。身体性と自然の法則を彫刻に取り込む鈴木孝幸。自身で育てた雑草を繊細なタッチで描く鳥巣貴美子。食糧生産において管理される生命の問題を可視化する永田康祐。他者との交感装置として器を作る山岸大祐。他者を繊細に見つめ、表現するアーティスト。その作品から私たちは、他者に向ける新たな親愛の眼差しを見つけられるかもしれません。

【展覧会名】

ART garden ANJO 2025 ルナールまがひの親愛

ART garden ANJO 2025 -Renard-like affection

【開催日時】

2025-11-112025-11-24
9:00~17:00(最終日15:00まで)
休館日:11月17日(月)

【ジャンル】

絵画, 彫刻・立体, インスタレーション, 工芸品, 陶芸, 立体その他

【会場】

丈山苑


Jozanen
愛知県安城市和泉町中本郷180-1

エリア:岡崎周辺

愛知県安城市和泉町中本郷180-1

【料金】

一般:100円 団体(10人以上):80円 *中学生以下無料

【詳細】

ART garden ANJO 2025

愛知県のほぼ中央部に位置する安城市は、約1万年前から人々が暮らし、文化を築いてきました。市内に残された古墳や遺跡がその隆盛を物語っています。また、江戸時代、明治時代と大規模な治水工事と農地開発が行われ、日本デンマークと呼ばれる程の農業先進都市となりました。 このように、長年育まれた歴史と文化の土壌を持つ安城市で、アートが育まれる土壌を作ることを目指して「ART garden ANJO」を開催します。庭を眺めるように、気軽にアートに出会える。そんな体験を、期間中の安城市民ギャラリーと丈山苑でお楽しみください。

〔主   催〕 丈山苑、安祥文化のさと地域運営共同体、SHIMAYAGI ART
〔後   援〕 安城市教育員会

【お問い合わせ先】

SHIMAYAGI ART
shimayagisankara@gamil.com



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