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Alternative Rice Field

11/24(月)〜11/30(日)

 本企画は、愛知県豊田市で農業を営む大橋園芸の田んぼとビニールハウスをアートの実践空間として活用するアート・プロジェクトです。現代美術の展示、音楽・トークなどのイベントを通して、人や稲作との新しい関わり方を模索することを目的としています。現代美術の展示では、愛知県内の学生を中心とした若手作家や豊田にゆかりのある作家をお呼びし、農業空間におけるアートのインストールの可能性に挑戦していただきます。 最終日の11月30日に開催するイベントでは、豊田市を拠点に活動する東洋産アコースティックパンクバンド「ALKDO」をはじめとした音楽パフォーマンスのほか、作家による出店、ワークショップなどを企画しております。

この事業は、公益財団法人豊田市文化振興財団、豊田市が開催する「とよたデカスプロジェクト 2025」の採択事業です。

【展覧会名】

Alternative Rice Field

Alternative Rice Field

【開催日時】

2025-11-242025-11-30
11:00~18:00
休館日:なし

【ジャンル】

平面その他, 彫刻・立体, インスタレーション, 陶芸, 映像その他, イベント, ワークショップ, パフォーマンスアート

【会場】

大橋園芸


Ohashi Engei
愛知県豊田市鴛鴨町畑林280田んぼとビニールハウス

エリア:愛知県内

愛知県豊田市鴛鴨町畑林280

【料金】

入場無料

【詳細】

テーマ 「Get (田) Up. —— アートでおこす」
 世界を考えずとも、日々の暮らしの単位から大きな変動の風を感じるのは、私たちの生活が自然や他者との関わりを保たざるをえないからなのでしょう。豊かな四季の喪失、社会システムの混乱、関係性の崩壊といった多くの不安を眺めながら、私たちは「生きる」もしくは「生きている」という問題に向き合わなければなりません。 日本を含む多くのアジアの人々は、古くからその生活のために米を作り続けてきました。田に集い、ともに作業することそれ自体が生きているということなのです。安定した食と集団での稲作とが生きることに直接的に働いていて、そのプラットフォームとして田が存在していたのではないでしょうか。 「七回耕起は、肥いらず」というように、稲作において田おこしは重要な労働です。水を抜き、稲刈りを終えた田を練ることで地力を向上させ、収穫量を増やしていきます。田に集い、田をおこすことから稲作が始まるのです。
 「芸術をもてあの灰いろの労働を燃やせ」と問いた宮沢賢治の農民芸術に対して、その反対の側から始めてみたいと思います。現代の田と、私たちの生と、文化・芸術とが互いに乱れて結び合うことに自然を見出し、アートによる田おこしが既存の町おこしの届かぬ領域に当てはまりながら存在していくことを願います。

参加作家
愛芸WORKS、阿部多為、植村宏木、内竹ひなた、小此木玲奈、籠原日陽、加藤小花、小出悟、杉山仁彦、椿野成身、中﨑由梨、林汰一、兵藤伶、水野 蓮、安福 京楽、山岸大祐、山田楓、山田結菜、米村優人+大澤一太 ほか

アクセス
公共交通:愛知感情鉄道「末野原駅」より徒歩約15分
車:上郷スマートインターチェンジより約5分
駐車場:鴛鴨区民会館(会場まで徒歩約10分)

【お問い合わせ先】

髙濱大心
takahamadaishin@gmail.com
09086702534



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