本展では、美濃加茂市の記録や伝承から着想を得た新作を中心に、生成AIによるイメージと現実風景を並置する「Falsehood tactile」シリーズもあわせて発表します。
明治期のある逸話があります。板垣退助襲撃事件の加害者である相原尚 が出獄後、板垣に自らの写真を手渡したというのです。被害者が加害者の肖像を所持する——この奇妙な状況は、写真の物質性と象徴性を物語っています。そして現在。生成AIにより写真の事実性が失われつつある今、本展では「加害者の生成するイメージを被害者に焼き付ける」という行為を通じて、イメージと現実の境界を問い直します。
【展覧会名】
As Though/Time/Matter
【開催日時】
2025-07-18 〜 2025-07-29
12:00-17:00
休館日：休廊日：23日（水）・24日（木）
【ジャンル】
【会場】
Empty Space
岐阜県美濃加茂市太田本町2-7-18
【Webサイト】
【料金】
観覧無料
【詳細】
きそがわ日和2025
kisogawabiyori gallery
浅井雅弘 / asai masahiro
1985年愛知県生まれ、名古屋市在住。
名古屋芸術大学大学院同時代表現研究領域修了。
近年の個展に「いつわりてざわり」（TRANSIT GALLERY、2024）、「そこにある」（studioAMR、2019）、「Delayed choice Photograph」（刈谷市総合文化センター、2017）がある。主なグループ展として「都市の方舟」（旧名古屋ボストン美術館、2021）、「ART FARMing」（名古屋・長者町、2019）、「BORDERLESS 2018 Laundry」（アートラボあいち、2018）「あいちトリエンナーレ2013企画コンペ」（丹羽幸ビル、2013）などに参加。
ワークショップ
あったかもの写真
~存在しない真実を、写してみる〜
画像生成AIを使って、あなたが想像する「もしかしたらあったかもしれない風景」を画像として生み出し、光を使った技法で紙に焼き付けることで「あたかも写真」のような作品に仕上げます。
絶対に存在しない架空の景色でありながら、物質としての「写真らしきもの」となることで、記憶と現実、虚構と事実の境界線が曖昧になる不思議な体験が生まれます。同時に「写真とは何か」という問いも浮かび上がってきます。
「これ、本当にあった場所だっけ？」「これって写真と呼べるの？」
そんな問いが生まれる、特別な一枚を一緒に作りましょう。
参加料：800円
所要時間：約40分
定員：40分ごとに6名まで
参加方法：当日受付OK！ （事前予約がおすすめです）
＜事前予約＞https://forms.gle/aShHyEvf9vN3K4Tp6
• 小学生以上の方は、お一人でも参加できます
• 未就学児の方は、保護者の方と一緒にご参加ください
会期
2025年7月18日（金） – 29日（火）
12:00-17:00
休廊日：23日（水）・24日（木）
観覧無料
会場
Empty Space 〒505-0042 岐阜県美濃加茂市太田本町2-7-18
鉄道 ｜ JR名古屋駅より美濃太田駅まで約55分、南口より徒歩約10分
自動車 ｜ 名神高速道路 小牧北ICから約30分 中央自動車道 多治見ICから約40分
東海環状自動車道路 美濃加茂ICから約10分
※お車は観光駐車場をご利用ください。駐車場において発生した事故･盗難等について、
一切責任を負いかねますので予めご了承願います。
主催
特定非営利活動法人きそがわ日和
後援
美濃加茂市
きそがわ日和は2010年に市民有志により創立し、岐阜県美濃加茂市にある中山道太田宿を拠点に「アートを通じて川・町・人をつなぎ、地域の魅力を発信する」プロジェクトを行っています。
【お問い合わせ先】
特定非営利活動法人きそがわ日和
info@kisogawa-biyori.com
