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POPORO個展 『わたしは わたしを 愛したい』 感想レポート

 

サイトが更新されたようなので、久々に試しにブログをあげてみようと思います。

松坂屋のARTKAKEさんで展示されたpoporoさんの個展の感想を、いつものことながらツイッターから転載します。

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作品は赤と青に二分される。

赤系統の作品はハートが登場するが、ピンクとどす黒い赤の画面は血や内臓を思わせ、ハートというよりは心臓といった臓器を連想してしまう。 メディウムやレジンで盛り上げられた画面も、ブツの存在感や生々しさを呼び起こす。

赤い作品は愛がテーマのようだが、それは甘いものではなく時に暗く怖ろしい。

愛というのは確かに異常な熱量を孕んでいる。高まれば常軌を逸することもあろう。 それは自身でも制御できないくらいに荒々しいものだ。

そんな激しさが画面にほとばしっている。

青系の作品は夢という言葉がタイトルにあらわれる。

とはいえこちらも黒っぽい部分が多く、けして明るい感じはしない。

実現しなかった夢や手が届かない夢への鬱屈した思いが、絵の表面に凝り固まっているように重たい。

 

愛と夢を描きながらどうにも暗いのが気になる。

だが愛も夢も確かにそうたやすいものではない。

この画面の暗さが、現実味を掻き立てる。

 

個人的にはやはり赤の作品群が好みだ。 臓器っぽさや赤血球みたいな形が気味悪げで良い。

気味の悪いものはどこか心の奥深い所に触れるモノのような気がする。

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赤い作品は小さな立体もみられましたが、こちらもかなりドロドロな感じでした。

しかしみな外見を繕ってはいますが、内側は誰しもどろどろとしたものが渦巻いているのではないかという気もしました。

そして、それを認めるか否かに関わらず抱えて生きてゆくほかはないのです。

ならば自分をまるごと愛したほうがちょっとは生きやすいのかもしれません。

 

◎展示情報
【展覧会名】 「poporo わたしはわたしを愛したい展」

【会場】 松坂屋 artkake
【開催日時】 2026年9月9日~9月22日(日) 10:00-19:00

 

 

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海牛目(かいぎゅうもく)  ただの美術愛好家  放し飼いと家畜の狭間にtwitterを回遊  展示周りも基本狭間のみ 作り手でもなくコレクターでもなく、自他ともに認める「観るだけの人」 体力の無さには自信あり
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