48

AGU 展『それぞれの物語』

12/21(土)〜1/19(日)

L galleryでは、12/21(土)よりAGU 展『それぞれの物語』を開催いたします。DMのテキストはAGUの世界に江藤莅夏による詩「iris」(眼球の〈虹彩〉、アイリスの花、ギリシャ神話の神々の使者となり天界と他界をに虹の橋をかけたとされる女神)の意)を合わせました。

ブラティスラヴァ美術アカデミー(スロヴァキア共和国)にてドゥシャン・カーライ氏に師事、版画制作をんだAGU。そのルーツには、ヤン・シュヴァンクマイエルとの繋がりもあります。
またDMにも使われている「DIVADLO」とは、スロバキア語で「劇場」の意味を持ちます。

木や金属、樹脂、布など多岐に渡る素材を用いた人形や舞台などの造形のほか、写真や絵画、映像、近年は精緻な絵付けにも注力しています。
いずれの作品も恐ろしいほど手が掛かっており、例えば今展、出品される約130×100cmの布製ステージは、綿糸を撚り刺繍糸を作る(!)ところからスタートしているのです.

名古屋では3年ぶり、L galleryでは初となるAGUの個展です。みなさまぜひ、足をお運びください。

(以下DMより)
左回りで追いかける
急降下する直前の胸の静けさ
羽音でおびやかし捕獲する
うんと遠くまで連れ去って
あなたには鱗粉を、星の鱗粉を降らせて
まだ怖いなら『眠り姫』のおとぎを何度でも
陽の届かないところまで先回りして闇を這わせて
もう充分だと思えるまで「おやすみ」
安心しきったかたちで
みえないはずの何億光年からだじゅうに纏って
銀紙で折った飛行機が墜落、二次元に還って蛾のかたち
「教訓を得たものは醜いよ」
梢をかすめて声がする
はじまらないからおわりはない
夜の養分を吸う、より樹液は甘苦く染められ
空の昏みへ手を伸ばして
散った夜の腐葉土に芽吹く夜と夜と夜と
花が咲いたら虹彩を抽出して瓶で飼っておく
好物は美しいものだから
世界からは遮断しておかないといけない
時期まで上手に育てて蓋を取るとちゃんと虹になる
初めての朝にひらかれた
ここから、あなたの瞳を対岸にして

【展覧会名】

AGU 展『それぞれの物語』

AGU exhibition「each story」

【開催日時】

2024-12-212025-01-19
13:00 – 20:00
休館日:12/31、1/1のみ休廊

【ジャンル】

版画, 彫刻・立体, 陶芸, 映像その他

【会場】

L gallery


L gallery
愛知県名古屋市名東区本郷 1-43The Apartment LiF F-1

エリア:名古屋市内

愛知県名古屋市名東区本郷 1-43

【Webサイト】

http://l-gallery.jp/

【料金】

入場無料

【詳細】

■作家在廊日:12/21(土)1/19(日)

■アクセス
地下鉄東山線本郷駅下車、徒歩7分。
エントランスの呼出しボタンF-1を押してお知らせください。
お車でお越しの方は、建物南側の駐車スペース N か近隣のコインパークをご利用ください。

【お問い合わせ先】

L gallery

052-774-5599



{cf startdate=2024-12-21}
{cf enddate=2025-01-19}
{cf map=愛知県名古屋市名東区本郷 1-43}
{cf place=L gallery}

unnamed.jpg
Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です