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阿曽 藍人 展「静寂と振動」

8/10(土)〜9/1(日)

阿曽藍人は1983年 奈良県生まれ。2009年 金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科修了、2010年 常滑市立陶芸研究所修了。美濃加茂市在住。
野焼きの焼成技術を原点に据え、現代の生活空間に原初の感覚をミックスさせるべく土器や陶板、彫刻などを制作。屋内外でのインスタレーションも各地で展開してきました。

2010年ノリタケの森ギャラリー(名古屋)をはじめ2021年「阿曽藍人 Inner Land 内なる大地へ」みのかも文化の森(美濃加茂)、2023年「阿曽藍人展」瀬戸市新世界工芸館など個展多数。他、2015年「愛知ノート – 土・陶・風土・記憶 -」愛知県陶磁美術館、2016年「土の冒険のぼうけん」岐阜県現代陶芸美術館などのグループ展でも作品を発表。

近年、ニュージーランド、中国、カルフォルニア、ハンガリー、L.A.、ベネチア、パリなど海外での発表も続いている注目の現代陶芸家です。
2年ぶりとなる L gallery での個展では、阿曽藍人の最新作が並びます。端正でありながら素朴さを失わない、土の温もりをたたえた彫刻を、ぜひご覧ください。

以下DMより)
 立方体や円柱、球体、シンプルな造形の連なり。それは、わずかな揺らぎを見せるために必要な端正さでもある。しかし、決して無機的なのではない。土の温もりをたたえ、やわらかな黒で覆われている。一方、平面や球体などのシンプルな形のものは野焼きにし、火の痕跡や偶然性を付加する。近年、フォルムも多様になり、最近では石を取り込んだ作品づくりを試みもした。

 昨年より、ロサンゼルス、ニュージーランド、ハンガリーと海外での発表が続く。海外だからこそ得られる刺激もあっただろう。特にハンガリーでは一週間程を費やし、東欧最大と謳われるバラトン湖北部のジオサイトで、地層の成り立ちが観察できる場所を数多く見学した。洞窟にも立ち入り、土でできた空間に包まれ、強く「地球」を感じたという。大自然には敵わない、しかし小さな立体であってもスケールを超え、洞窟で大きな空間に包まれているような感覚になる作品をつくりたいと思ったそうだ。それは、地球のロマンを内包した作品とも言えるだろうか。

作品/「sphere and space」2024 H19 W24 D18.5cm(可変)陶

【展覧会名】

阿曽 藍人 展「静寂と振動」

Aso Rando exhibition「Silence and Vibration」」

【開催日時】

2024-08-102024-09-01
13:00 – 20:00
休館日:会期中無休

【ジャンル】

平面その他, 彫刻・立体

【会場】

L gallery


L gallery
愛知県名古屋市名東区本郷 1-43The Apartment LiF F-1

エリア:名古屋市内

愛知県名古屋市名東区本郷 1-43

【Webサイト】

http://l-gallery.jp/

【料金】

入場無料

【詳細】

■作家在廊日
8/10(土)9/1(日)

■アクセス
地下鉄東山線本郷駅下車、徒歩7分。
エントランスの呼出しボタンF-1を押してお知らせください。
お車でお越しの方は、建物南側の駐車スペース N か近隣のコインパークをご利用ください。

【お問い合わせ先】

L gallery

052-774-5599



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