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齊藤大二作品展「垣間見」

6/8(土)〜6/23(日)

「自分にとって絵画とは何か」を齊藤大二は問い続け、絵画という二次元の世界を「点と点を繋ぐ」というシンプルな要素で形成することに着目し作品を制作しています。一見フラットに見える面は点描のような筆跡で描かれており、それはまるで、空気を含んだような立体感と作家自身の存在をも表しているかのようです。そして観る者にとって印象的な色彩は、その対比によって画面に絶妙な距離感を生じさせています。画像や印刷物では現れてこないテクスチャーをぜひ実物でご覧いただければと思います。

【展覧会名】

齊藤大二作品展「垣間見」

Daiji Saito Art Exhibition “Kaimami”

【開催日時】

2024-06-082024-06-23
12:00〜18:00
休館日:水・木定休

【ジャンル】

絵画

【会場】

侶居


rokyo
三重県四日市市朝日町1-13

エリア:愛知県周辺

三重県四日市市朝日町1-13

【Webサイト】

http://www.studiorokyo.com

【料金】

入場無料

【詳細】

私が表現手段として絵画を選んでいるのは、絵画が持つ奥深さに魅了されるからだと思う。絵画という表現媒体にある性質とルールに向き合い、いかに自己の表現に辿り着くか。絵画という表現媒体の要素で特に大切にしているのが色、形、筆跡、間、平面性、関係性、それに加えて「点」と「線」。「点」と「点」の間を繋ぐ、というアイデアから私の表現は始まった。「点」は方向性を持たず、ただ「ある」ことを示している。「点」が連なり「線」になり1つの方向性が生まれる。「線」を水平に無限に横に並べると「面世界」。そして「面」が垂直に無限に重なって「立体世界」。この一連のプロセスに「進化の本質」が垣間見えるように思う。 齊藤 大二

1983年 愛知県生まれ
2009年 名古屋造形大学大学院造形研究科 造形専攻修了
2020年〜2021年 河合塾美術研究所NAF社会人教室講師
2022年 フランス滞在制作
【個展】
2009年 IN-ING2009/LABOX(愛知)
2012年 ALA Project 齊藤大二/アートラボあいち(愛知)
2014年 齊藤大二展“素潜りで探すような”/アートハウスあいち(愛知)
2018年 齊藤大二展“色と形”/MIKAWAYA(愛知)
2020年 齊藤大二展“平面作品”/Line Side Cafe(岐阜)
【主なグループ展】
2011年 わくわく渋谷/トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)、密度II/アートラボあいち(愛知)
2013年 アートハウスあいち展 齊藤大二 山内亮典(2人展) / アートハウスあいち(愛知)
2019年 東京インディペンデント2019/東京藝術大学陳列館(東京)
【受賞曆】
2009年 第8回熊谷守一大賞展(入選)
2011年 第9回熊谷守一大賞展(入選)
2013年 シェル美術賞展(入選)、第10回熊谷守一大賞展(入選)
2014年 トーキョーワンダーシード2014(入選)
2020年 シェル美術賞展(入選)

【お問い合わせ先】

日出真司
info@studiorokyo.com



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