Aichi Art Travel

日本画展示と約8分のパフォーマンスを毎日定刻で上演します。
どちらも、身体が作り出すフォルムに注目し、そこにほとばしる力を視覚的に表現しています。造形美として、人体の他にも植物や天気が含まれています。
例えば、ストレッチなどで特別に意識する時や異常がある時に、身体の内部に感じ取る塊感や導線を線や色面で表現しており、その体幹の在り方は、普段目にするものよりも歪なフォルムで重力に抗うかのように感じ取ることから、宙や水中、地中といった人間には生きられない空間や、目を瞑った世界での在り方に託しています。
また、良い循環や代謝によって絞り込まれた身体は、表皮の奥の神秘にも魅力を引き寄せ、特に節にその魅力が集まり、リズムを生み出しているように見えています。
現実的な身体構造の機能美と、いわば私の感覚的な解剖図とも言える作品の両方が確実に存在していることを確かめながら制作しています。