愛知県立芸術大学で日本画領域として初の博士学位を取得し、古来から使われている日本画材の普遍的な特性・美しさを熟知する彼は、企画展の核となるシリーズ「ZEN」で透明感と重厚感を共存させ、有形無形に絡み合う森羅万象の不可思議を表現しています。今回の展示では「ZEN」の他に、ニュースOne(東海テレビ)のメインビジュアルに採用された「新墨流し」や、アクリル絵具を使ったリズミカルでビビットなドローイングもあり、どれも共通するテーマを持ちながら、空(くう)に満ちる見えない存在を可視化しているように感じます。ぜひこの機会にご覧ください。
【展覧会名】
山田 雅哉 作品展 まぶたの裏は暗闇ではなかった
Masaya Yamada Art Exhibition
【開催日時】
2022-03-12 〜 2022-03-27
12:00~18:00
休館日:火・水定休
【ジャンル】
【会場】
侶居
rokyo
三重県四日市市朝日町1-13
エリア:愛知県周辺
三重県四日市市朝日町1-13
【Webサイト】
【料金】
入場無料
【詳細】
侶居という空間に初めて立ったとき、わたしの印象に強く残ったのは「光」だった。ほんとうのことに、改めて気付くような瞬間がある。そういうとき、それらがそこにただ在ることの意味を、わたしは考える。光はどうして真っ直ぐなのか?水の描く曲線は、何故うつくしいのか?侶居の時間が積み重なった濃度の高い空気に、滲み入る光。岩絵具や水の流れ、草木など、自然の要素が層となる自身の作品に、この光もまた、最後のレイヤーとして迎え入れたい。 山田雅哉
【お問い合わせ先】
日出真司
info@studiorokyo.com
Tags: 絵画