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増井彩 個展「幸くと許り」

10/3(土)〜10/18(日)

GalleryGでは初めてとなる増井彩の個展を開催します。滋賀県在住の増井はこれまで当ギャラリーでのグループ展に2回出品しています。
今回の個展では、自身の受けた「差別」をテーマにしたインスタレーション型参加型映像作品とともに、新型コロナウィルスの影響で変わった事を世界各国の人々にインタビューし、その内容から増井が感じたことを絵画にした作品を含めた約10点の絵画作品を展示します。
2009年に原宿で行った初個展では絵画とパフォーマンスを披露、以降はドラム奏者としても活動し、近年再び展示やパフォーマンス活動等を活発化させています。約10年ぶりとなる個展ではその集大成となる新作を発表します。

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※新型コロナウィルス感染拡大により、状況次第で展示中止になることがございます。
中止の場合は内容を変更し、増井彩による無観客生配信パフォーマンスライヴを実施、ネット上でご鑑賞頂けます。詳細はギャラリーwebサイトをご覧ください。

■増井彩プロフィール
藝術家。ドラム&ノイズ奏者。17 証認ライバー(ID:彩_masui_no.1)
アート=生活を根底に、自身に起きた様々な事柄や感じた事をその表現に合う
為にジャンルに拘らず、絵画・インスタレーション・映像・音楽など表現の幅
を広げてをライブハウスやギャラリー、神社など様々な場所で発表している。
現在、自身の受けたイジメから「差別」をテーマとした作品を制作している。

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※新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、ご来場の皆様に以下の点についてご協力をお願い致します。
・ご入場の際にはマスクをご着用ください。
・アルコール消毒液による手指の消毒をお願い致します。
・人との距離を保つために同時鑑賞は5名様までとさせて頂きます。鑑賞時間は30分以内でお願い致します。(混雑した場合はお待ち頂きます、ご了承くださいませ。)
・37.5度以上の発熱や咳、咽頭痛等の症状のある方や体調不良も方のご来廊はご遠慮くださいませ。
よろしくお願いいたします。

【展覧会名】

増井彩 個展「幸くと許り」

Aya Masui solo exhibition “only be safely”

【開催日時】

2020-10-032020-10-18
12:00~19:00(最終日18:00)
休館日:月~金

【ジャンル】

絵画, インスタレーション, ビデオ・インスタレーション, 映像その他

【会場】

GalleryG


GalleryG
愛知県名古屋市北区憧旛町3-11

エリア:名古屋市内

愛知県名古屋市北区憧旛町3-11

【料金】

入場無料

【詳細】

■コンセプト
世界と世界、世界と私、空間と私、空間と空間、私の世界と他者の世界を繋ぐ。
人々は違いによって簡単に分断され、それによって争いごとが起きます。
例えば、国の違い。
例えば、肌の色の違い。
例えば、考えの違い。
例えば、見ための違い。
そんな中で、我々には必ず「幸せ」と「苦悩」がやってくる。否、産まれてきても環境などで「幸せ」と感じるときが無い人もいるかもしれない。
けれど、人間が生きて行く上で「苦悩」は誰にでもやってきた事があるのではないでしょうか。
その「苦悩」は共感することは出来ない。けれども、共有して皆で考えることは出来るのではないでしょうか。
「苦悩」とは個々人だけにあるのでしょうか。とある時代に特有の「苦悩」が存在しているかもしれないし、とある特定の場所に存在しているかもしれないし、とあるネット上のサイトに存在しているかもしれない。
ある人からすれば何でも無いことでも、ある人からすればそれは「苦悩」であるかもしれない。
それは普段生活をする中での世界の人たちが背負っている「苦悩」と私の「苦悩」を同じ空間で考える事で「苦悩」が共有され繋がれるのかもしれない。
そして、住んでいる環境や個々の違いによって様々な「苦悩」の違いが表出した時、それを「他者の苦悩」として受入れ、それを理解して受入れられる様になるのではないのか。
それは平和への祈りでもある様に思います。
そう願いを込めて、今回の個展「幸くと許り」を開催します。

■個展の内容
増井彩は1982 年、滋賀県生まれ。幼少の頃から絵を描くことが好きで、よく空想の絵を描いていた。通常の陰影のあるデッサンが描けずに苦闘中、線描のみで描くという方法でデッサンが描ける様になる。その頃から、自分は人と少し違った視点で物事を把握している事に気付く。そして、人は同じ様に生きていても個人では全く違った視点で生きているのではないかという事を考え、それを表現できないかと思い自身の生活に根付いた美術作品を創作する様になる。
2006 年、自分の観ている世界と他者の存在の関係性を探る作品を制作。
当初は抽象絵画を始め様々な絵画を描いていたが、その後、自分と他者との距離感や関係性が明確に示される、それぞれの持つ個々とした身体性に興味を持つ様になり演劇やパフォーマンスを制作する。
2007 年東京藝術大学で行われた劇団提灯検査の演劇「絶望太陽」に役者として出演。
2009 年初の個展を原宿にて絵画とパフォーマンスを発表。
その頃から、個々とする身体から他者や空間や物との関係性を意識化する為に響いた音を拾うコンタクトマイクで木やコンクリートなどの音を拾って、ドラムと合わせて演奏。
2010 年、ライブハウスを拠点にドラムを叩きながら電子ノイズを演奏する様になる。
2019 年、1点の作品を2つに分けて別々の場所に展示することで、その間の空間を感じて大きな作品として捉え自身を拡張する実験作品を名古屋のギャラリーG と滋賀県の自身が住んでいる自宅で発表した。
自身の生活に根付いた美術作品を表現するという事は何か?という事を考えた時に、普段は言葉を使って生活しているのに美術作品を展示する時だけ何故言葉を表現しないのか疑問に思う様になり、東京の高円寺にある円盤にてYuko Nexus6、吉田アミ、池田陽子とセッションをする際、自身の描いた絵画にwordee という機材を使って光で日記を描くフリースタイルパフォーマンスを発表。
この頃から、言葉と絵画を合わせた作品を制作する様になる。
2019 年に7 年前から夢中になったゲームセンターのゲーム「ガンスリンガーストラトス」のSNS のコミュニティで誹謗中傷を受けたことから、名古屋の古書店ビブリオマニアにて「差別」をテーマとしたパフォーマンスを制作し発表した。
2020 年10 年ぶりとなる個展では、その集大成となる新作を発表する。

【お問い合わせ先】

建部

09041666547



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{cf enddate=2020-10-18}
{cf map=愛知県名古屋市北区憧旛町3-11}
{cf place=GalleryG}

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