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青木静香個展 藤原定家卿和歌より『平成歌合』

1/17(木)〜1/27(日)

平安末期から鎌倉初期にかけて激動の時代を生きた歌人・藤原定家さん。
この個展では、妖艶華美と称される彼の和歌世界から受け取った感動を本歌とし、絵画へと展開した新作を発表します。
およそ4000首の中から撰んだ彼の秀歌を、架空の歌合風に結番させることによって、歌と歌との響きあいのなかから新たな情景を導き出し、その美しい連想と奥行きを、詩の文法でキャンパスに定着させました。
和歌世界の幻想と懊悩をお楽しみいただけましたら幸いです。
また、ギャラリー会場では、作家本人による和歌や作品解説のトークを随時おこなう予定です。(参加費無料)

【展覧会名】

青木静香個展 藤原定家卿和歌より『平成歌合』

Shizuka AOKI : The Artworks ” Fujiwara no Teika “

【開催日時】

2019-01-172019-01-27
13:00~19:00 (最終日のみ17:00まで)
休館日:1/21、1/22、1/23

【ジャンル】

絵画, ワークショップ

【会場】

ギャラリーホワイトキューブナゴヤジャパン


Gallery White Cube Nagoya Japan
愛知県名古屋市中区丸の内2丁目15-28ビッグベン丸の内ビル 4階

エリア:名古屋市中区

愛知県名古屋市中区丸の内2丁目15-28

【料金】

入場無料

【詳細】

○歌人・藤原定家さんについて
応保2年に、父藤原俊成と母美福門院加賀の間に生まれました。
『新古今和歌集』『小倉百人一首』の撰者としてその名が知られています。
栄華を誇った貴族社会が目の前で衰退していく時代、彼は混乱と悲しみの世に背をむけて、ひたすら憧れの美しい個展世界に沈潜します。
貴族としての野心を抱きつつも、浮世離れした状況で詠まれた妖艶華美な家風は、いまもなお多くの人々をとりこにしています、
歌集『拾遺愚草』、日記『明月記』(国宝)、歌論『近代秀歌』のほかに、古典文学の書写や校勘においても大きな足跡を残しています。
いま現代において、私達が目にする古典文学のいくつかは、彼の写しがあったからこそ世に残っているのだと考えると、平成の世までたすきをつないでくださった先人に感謝の気持ちでいっぱいになります。

○作家プロフィール
青木静香 あおきしずか
1988年愛知県うまれ。名古屋市在住。
和歌や詩歌など日本の古典文学から受け取った感動を本歌とし、作品を描いています。

【お問い合わせ先】

青木静香
atorie1988@gmail.com



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